トリックオアトリート！
「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ！」という意味です。
１０月３１日はハロウィンです。
カトリックの諸聖人の日（万聖節）の前晩（10月31日）に行われる
伝統行事のハロウィンですが、
ここ最近は日本のデパートでもカボチャの飾り付けがおこなわれるなど、
すっかりおなじみとなりました。

ホスピスでもボランティアグループの「せら」皆さんがかわいいかぼちゃの飾り付け。
コウモリが飛んでたり、おばけがいたりと不気味なはずの飾りつけですが、
なぜだかかわいらしく見えてしまします

すっかり秋が深まった札幌。
当院周辺の木々の葉も赤や黄色の色になり、枯葉の絨毯ができています
気温もどんどん下がり、朝晩にストーブをつけている家庭も多いのではないでしょうか

こちらは病棟内に開園した小さな動物園
先日ご紹介したパンダやタヌキの他にどんな動物がいるのか、
ちょっと覗いてみましょう…

ゴリラたちは上手にタイヤにのっています。
その手前にはかわいい猿たち。
のんびりと木の下にいるのはキリンです。
みんな本当に手が込んでいて、作り手の患者さまと
共同制作者のナース達の気持が伝わってきます

飾棚があっという間に動物園に　　　　動物園のスターパンダは一番手前に

　　　　

今年の十五夜は10月3日でした。
それにあわせて、ホスピスの「お月見」が７日に行われました。
イベント係の看護師が一生懸命企画を練って、
準備にも多くの時間をかけて当日を迎えました

今年はいつものスタッフとボランティア「せら」の皆さん以外にも、
研修で来ている看護師さんや音楽療法士の北構先生など、
たくさんの助っ人が参加してくれて、とても賑やかな会となりました。
今年の目玉のプログラムは「紙芝居」！！
しかもイベント係のＹさんが手書きで作った「かぐや姫」です
キャストは手作りのお面をつけ（私が作りました）渾身の演技！！
声優デビューできるのでは？というほどの演技で患者様やご家族様を魅了(?)していました

紙芝居のあと、患者様がピアノを披露してくださいました。
エレクトーンの先生だったという、患者様が演奏してくれのは、
一青窈の「ハナミズキ」です。
流れるような演奏がとっても素敵で、皆さん聞き惚れていました

その後は歌を歌ったり、「せら」さんが作ったお汁粉を食べたり…
患者様もご家族も和やかに過ごすひとときとなりました。

肝心の「月」ですが、会の始まりには雲に覆われて見えませんでした
しかし、会が進むにつれて、大きくて明るくてキレイな月が顔を出してくれました。
計算していたように、登場したお月さま。
皆の楽しそうな歌声を聴いて「どれどれ？」と見にきたのかもしれませんね

　　

「せら」さんの情緒ある飾り付け。月が出なかった時のために手作りの満月が…

　　

本当に見事な紙芝居！師長やドクターも役になりきっていました。

報告がすっかり遅れてしまいましたが、
ホスピス病棟で最近チェンジ！したことがあります。
それは…スタッフのユニフォームのチェンジです
今までは白衣で働いていましたが、
患者さまに「家庭的な雰囲気」を少しでも提供できれば…
という思いのもと、9月からはポロシャツにチノパンになりました。
今まではワンピースやパンツなど様々でしたが、
今はみんな同じスタイルです。最初は見分けがつかない…
なんてこともあったようですが、今はすっかり慣れました