ひな祭りの報告から２週間以上が経ちました。
３月１１日、震災が起きてからブログをどう更新しようかな…
と思っていたらアッと言う間にこんなに時が流れてしまいました。

被災者の皆さま、救助に当たっている皆さま、
原発の作業にあたっている皆さま、震災で心を痛めている皆さま…
日本中の全ての人に笑顔が早く戻るようにと祈る日々です。

少しづつ暖かい日が増えつつある札幌ですが、
それでも朝晩は冷え込み、日中も雪がチラチラ舞っています。
ですが、気温は低くても陽差しは春を感じる事も…
暖かい陽の光が差し込むと「被災地も暖かでありますように」
と願わずにはいられません。

テレビで連日悲しいニュースに涙をしたり、胸が痛くなったり…
そんな中でも春は確実にやって来ています。
患者さまの奥さまからとっても素敵な「春」をみせていただきました。
新潟県の新発田市からやって来た「春」の正体は「ふきのとう」です。
優しい緑色と梅の花のピンクがホっとさせてくれます。

「「もうすぐ春ですね」なんて言っていましたが
冬に逆戻りの札幌です。
今日も朝から雪が降り続いています…
さすがに雪かきにうんざり…という人も多いのではないでしょうか

3月2日の水曜日、ホスピスの「ひなまつりの会」が催されました。
今年もお内裏様とお雛様がホスピスにやってきてくれました

四十坊院長が扮するお内裏様と、山内ナースが扮するお雛様。
「楽しいひな祭り」の音楽をBGMに2人が登場すると、
どよめきと楽しそうな笑い声が響き渡りました。

ボランティアさんが準備をしてくれた甘酒やあられをいただきながら
歌を歌ったり撮影したり…
外は雪景色でも、ホスピスでは春の風が吹いた午後でした。



白塗りの「リアルお内裏様＆おひな様」に
本当にびっくりした患者さまもいたようです…



そしてこちらは「裏」お内裏様＆お雛様…
なりきり度はかなり高めです